2021年9月2日

アフガニスタン情勢

アフガニスタン人600人超を乗せ、カブールからカタールに向かう米軍のC17輸送機の機内(2021年8月15日)

カブール市内を巡回するタリバン兵(2021年8月20日)

カブールの空港で、アフガニスタン人に銃を向ける米兵(2021年8月16日)

1.8/15 タリバン、アフガニスタンでの「勝利」を宣言

・タリバンの広報官は「戦いは終わった」、アシュラフ・ガニ大統領は出国し、タリバンが首都カブールを掌握



2.8/18報道 タリバン幹部、民主制を否定 「アフガンに土台なし」

・「民主制は全く取られないだろう。アフガンには土台がないからだ」

・タリバン最高指導者アクンザダ師が実権を握り、その下に置かれた評議会が統治を行うと説明。「(評議会議長に就く)アクンザダ師の副官が『大統領』の役割を果たすかもしれない」



3.アフガン民衆の抵抗

大統領官邸前で権利保護を求めてプラカードを掲げるアフガニスタン女性(2021年8月)

・8/17 首都カブールで女性たちがプラカードを掲げ抗議行動。仕事や教育の権利を訴え。「私は教育を受け続けたいし、人生で多くのことを成し遂げたかった。すべてが閃光のように一瞬で変わってしまった」

・女性のグループが「タリバン打倒!」の壁書きを描く



4.8/31 米軍がアフガニスタンからの撤退を完了

・米中央軍のマッケンジー司令官
「アフガニスタンからの我々の撤退完了と米国市民、第三国の国民、攻撃を受けやすいアフガニスタン人の退避作戦の終了をここに宣言する。最後のCー17輸送機がハミド・カルザイ国際空港を米東部時間30日午後3時29分(同31日午前4時29分)に離陸した」



5.8/23 「アフガン退避」で自衛隊を派兵

(1)岸防衛大臣が自衛隊機による輸送を命令
鳥取県の航空自衛隊美保基地に所属するC2輸送機1機と愛知県の航空自衛隊小牧基地に所属するC130輸送機2機

岸信夫防衛大臣(首相官邸、2021年8月27日)

・岸防衛大臣…「現地情勢を注視しながら対応に万全を期す」「武器は携行する」

・防衛省…航空自衛隊と陸上自衛隊から数百人規模の隊員派遣。自衛隊法に基づき、自身や他の隊員、輸送対象者などの身を守る場合に限って、武器の使用が認められる。携行する武器の種類については、明らかにできない

・政府内では当初、民間機や他国機を使う案もあったが、与党から「自国民の保護を他国に依存するのか」と指摘、自衛隊派遣を検討。空港は法的要件を満たすだけの安全が確保されていると判断

・退避の主な対象…国際機関で働く「若干名」の日本人、大使館と国際協力機構(JICA)の現地スタッフら。その家族も含めると計数百人規模


(2)海外での自衛隊法による輸送 これまでに4回

・2004年・自衛隊が派遣されていたイラクで情勢が悪化

→現地で取材活動していた日本の報道関係者10人を航空自衛隊輸送機で隣国のクウェートまで退避

・2013年・アルジェリアで起きた人質事件

→政府専用機を派遣し、無事だった7人と、亡くなった9人を日本に運んだ

・2016年7月

→2度、バングラデシュの首都、ダッカで起きた襲撃事件で、死亡した7人と家族を日本まで運んだ

 その翌週に政府軍と反政府勢力の間の武力衝突で治安が悪化した南スーダンから、航空自衛隊の輸送機を使って大使館職員4人を退避


(3)安全保障関連法の施行…輸送だけでなく、日本人の救出や警護も可能になった

・自衛隊の武器使用が認められる範囲も拡大…自分の身を守る場合だけでなく妨害行為を排除するなど、「任務遂行のための武器使用」も可能になった



6.8/24 アフガンへ向け 自衛隊の輸送機2機が那覇から次の給油地へ

アフガンへ向け 自衛隊の輸送機2機が入間基地を出発

・航空自衛隊のC130輸送機2機
埼玉県の入間基地を出発、最初の給油地の那覇空港に到着、航空自衛隊那覇基地で給油を受けたあと、次の給油地に向けて飛び立った



7.自衛隊の活動

・C2輸送機1機とC130輸送機2機、政府専用機1機を、活動拠点となった隣国パキスタンの首都、イスラマバードに送った

・陸上自衛隊と航空自衛隊の隊員からなる統合任務部隊を編成し、およそ260人を現地に派遣

・輸送機は25~27日、イスラマバードとアフガンの首都カブールの間を3機で計5往復し、邦人1人と、米国から要請されたアフガン人14人を退避させた。大使館などのアフガン人職員と家族ら約500人の協力者の退避には失敗

 8/25夜、自衛隊の輸送機が最初にカブールの空港に入った
C2輸送機が空港内で誘導にあたる隊員や任務に必要な資機材を届けるなどした

 8/26午後 C130輸送機がカブールに資機材を運ぶ。退避希望者は空港におらず、輸送行わず、夜、再びC130輸送機がカブールに向かった

→空港にいたアフガニスタン人14人を乗せ、イスラマバードに退避させた

 旧政権に関係する人などで、アフガニスタンに残った場合、迫害されるおそれがあり、アメリカの要請で退避が行われたと報道。自衛隊法に基づく「在外邦人などの輸送」で外国人を運んだ初めてのケース

・8/27夜 C130輸送機2機がカブールに入った…空港に退避を求め待機する日本人女性がいた

自衛隊はこの女性を乗せ、イスラマバードに送り届けた



2.8/31 岸防衛大臣 自衛隊機の撤収決定

・アフガニスタンに駐留していたアメリカ軍の撤退が完了したことを受けて、自衛隊機の撤収を決め、岸防衛大臣が輸送活動の終結を命じた

過去の記事


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第21条(利用規約の効力)

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第22条(利用規約の変更)

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第23条(会員への通知等)

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 「イラク平和テレビ局 in Japan」上での告知は、当社が当該内容を「イラク平和テレビ局 in Japan」上に表示した時点から効力を生じるものとします。

第24条(準拠法および合意管轄)

 利用規約は日本法に準拠し、日本の法令に従って解釈されるものとします。利用規約及び当クラブに関する会員と当社との間の紛争については、東京簡易裁判所または東京地方裁判所のみをもって第一審の専属管轄裁判所とします。


2007年4月1日制定

2007年10月1日改訂


特定商取引法に基づく表記

販売業者(有)マブイ・シネコープ
運営統括責任者名木村 修
郵便番号536-0005
住所大阪市城東区中央1丁目8-24 東洋プラザ蒲生305号
引渡し時期お支払確認後、視聴いただけます。
お支払い方法クレジット決済/郵便振替/銀行振込
屋号またはサービス名イラク平和テレビ局 in Japan(映像配信)
電話番号090-8162-3004
公開メールアドレスinfo@peacetv.jp
ホームページアドレスhttps://peacetv.jp/
決済方法クレジット決済/郵便振替/銀行振込
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料金設定:1ヶ月・500円/6ヶ月・3000円/1年・5000円

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 当社が取り扱うこれらの個人情報は、「イラク平和テレビ局 in Japan」会費の入金処理やメールへの対応、会員への各種情報提供以外には利用しません。また、第三者に提供することはありません。個人情報を閲覧できるのは、本人、有限会社マブシ・シネコープ担当者です。ただし、司法当局から法令に基づく開示命令があるときは開示する場合があるかもしれません。


2007年4月1日制定

2007年10月1日改訂