2018年10月2日


9/18~20南北首脳会談で平壌共同宣言と軍事分野合意書を実現


南北首脳会談・ピョンヤン(2018年9月20日)

◆9/19平壌共同宣言


9月平壌共同宣言を発表した南北首脳(2018年9月19日)

1.非武装地帯などでの軍事的な敵対関係終息、朝鮮半島の戦争の危険の除去と根本的な敵対関係解消

(1)「板門店宣言軍事分野履行合意書」を平壌共同宣言の付属合意書として採択

(2)南北軍事共同委員会を稼働させ、偶発的な武力衝突防止のための常時的な対策


2.相互互恵と共利共栄の土台の上に、交流と協力をより増大させ、民族経済を均衡的に発展

(1)年内に、東・西海線の鉄道および道路連結のための着工式

(2)開城工業団地と金剛山観光事業を優先して正常化、西海経済共同特区、東海観光共同特区を造成

(3)自然生態系の保護および復元のための南北環境協力を推進、現在進行中の山林分野協力の努力

(4)伝染性疾病の流入および拡散防止、防疫および保健・医療分野の協力


3.離散家族問題を根本的に解決するために人道的な協力を強化

(1)金剛山地域の離散家族常設面会所を早い日時の内に開所

(2)赤十字会談を通じ、離散家族の画像(オンライン)再会と映像手紙を交換する問題を優先的に解決


4.多様な分野の協力と交流を積極的に推進

(1)文化および芸術分野の交流を増進、10月中に平壌芸術団のソウル公演を進める

(2)2020年夏季オリンピック大会をはじめ国際競技に共同で進出、2032年夏季オリンピックの南北共同開催を誘致するため協力

(3)「10.4宣言」11周年記念行事、「3.1運動」100周年を南北が共同で記念


5.南と北は朝鮮半島を核武器と核脅威のない平和の基盤として作り上げる

(1)東倉里エンジン試験場とミサイル発射台を関係国専門家たちの参観の下、優先して永久的に廃棄

(2)米国が「6.12米朝共同声明」の精神に従い相応措置を採る場合、寧辺核施設の永久的な廃棄のような追加措置を続けて行う用意

(3)朝鮮半島の完全な非核化を推進していく過程で、共に緊密に協力

 

6.金正恩国務委員長は文在寅大統領の招請により、近い日時にソウルを訪問する


白頭山山頂の文在寅大統領夫妻と金正恩委員長夫妻(2018年9月20日)



◆歴史的な「板門店宣言」履行のための軍事分野合意書(2018年9月19日平壌)

板門店宣言の履行に向けた軍事分野合意書に署名する南北国防相(2018年9月19日)


1. 地上と海上、空中・全ての空間で軍事的緊張と衝突の根源となる、一切の敵対行為を全面中止

(1)地上と海上、空中をはじめとする全ての空間で武力衝突を防止するために多様な対策

・軍事的衝突を引き起こす可能性がある全ての問題を平和的な方法で協議・解決し、いかなる場合にも武力を使用しない

・いかなる手段と方法でも相手方の管轄区域を侵入もしくは攻撃、占領する行為を行わない

・大規模な軍事訓練および武力増強問題、多様な形態の封鎖・遮断および航行妨害、偵察行為の中止問題など「南北軍事共同委員会」を稼働させ協議

・段階的な軍縮を合意した「板門店宣言」を具現するため、協議

(2)2018年11月1日より軍事境界線一帯で相手方を狙った各種の軍事演習を中止する

・軍事境界線より5キロ以内で砲兵射撃訓練および連隊級以上の野外機動訓練を全面中止

・西海(黄海)南側、東海(日本海)の水域で、砲射撃および海上機動訓練を中止、海岸砲と艦砲の砲口・砲身のカバー設置および砲門閉鎖措置を採る

・軍事境界線の飛行禁止区域内で、固定翼航空機の空対地誘導武器射撃など実弾射撃を伴う戦術訓練を禁止

(3)2018年11月1日より、軍事境界線の上空から全ての機種の飛行禁止区域を設定

・固定翼航空機は東部地域40キロ、西部地域20キロ、回転翼航空機は10キロ、無人機は15キロ、西部地域から10キロに、気球は25キロを適用、飛行禁止

・山火事鎮火、地・海上遭難救助、患者後送、気象観測、営農支援などでは、相手方に事前に通報し飛行できる。民間旅客機(貨物機含む)には飛行禁止区域を適用しない

(4)地上と海上、空中をはじめ全ての空間で偶発的な武力衝突状況が発生しないように対策を採る

(5)非正常的な状況が発生する場合、即時に通告するなど全ての軍事的問題を平和的に協議し、解決


2. 非武装地帯を平和地帯に作っていくための実質的な軍事的対策を講究

非武装化後の板門店共同警備区域と試験的南北共同遺骨発掘地域

 

(1)非武装地帯内から監視警戒所(GP)をすべて撤収するための試験的措置として相互1キロメートル以内に近接している南北監視哨所を完全に撤収

(2)板門店共同警備区域を非武装化する

(3)非武装地帯内で試験的な南北共同遺骸発掘を行うことにした

(4)非武装地帯内の歴史遺跡に対する共同調査および発掘に関連する軍事的な保障対策を協議


3. 西海北方限界線一帯を平和水域に作り上げ、偶発的な軍事的衝突を防ぎ、安全な漁撈活動を保障するための軍事的な対策を採る

(1)2004年6月4日第2次南北将官級軍事会談、「西海海上での偶発的衝突防止」関連合意を再確認し、全面的に復元・履行

(2)西海海上で平和水域と試験的な共同漁撈区域を設定

(3)平和水域と試験的な共同漁撈区域に出入りする人員および船舶に対する安全を徹底して保障

(4)平和水域と試験的な共同漁撈区域内で南北共同巡察方案を作り、施行する


4. 南と北は交流協力および接触・往来の活性化に必要な軍事的保障対策を講究

(1)南北管理区域での通行・通信・通関(3通)を軍事的に保障するための対策を立てる

(2)東・西海線の鉄道・道路連結と現代化のための軍事的保障対策を講究

(3)北側船舶の海州(ヘジュ)直航路と、済州海峡の通過問題などを南北軍事共同委員会で協議

(4)漢江(臨津江)河口の共同利用のための軍事的な保障対策を講究


5. 相互軍事的信頼構築のための多様な措置を講究

(1)南北軍事当局者間に、直通電話の設置および運用問題を継続的に協議

(2)南北軍事共同委員会の構成および運営に関連する問題を、具体的に協議・解決

(3)南北軍事当局間で採択した全ての合意を徹底して履行し、その履行状態を定期的に点検・評価




◆平壌共同宣言から米朝首脳会談へ


1.9/19文在寅大統領が綾羅島5・1競技場で15万人の朝鮮市民に演説

文在寅大統領が15万人の平壌市民に演説(2018年9月19日

・「両首脳は朝鮮半島でこれ以上戦争はなく、新たな平和の時代が開かれたことを8000万の民族と全世界に厳粛に宣言した。白頭(ペクドゥ)から漢拏(ハンラ)まで、美しいわが山河を、永久に核兵器と核脅威のない平和の地にし、子孫に残すことを確約した」「わが民族は一緒に暮らさなければならない。私たちは5千年間一緒に暮らしてきて、70年間を離れて暮した」、「わが民族は強靭だ」


2.9/19共同記者会見

・金委員長…「私は、文在寅大統領に近いうちにソウルを訪問することを約束した」

・文大統領…「金委員長にソウル訪問を要請しており、金委員長は近いうちにソウルを訪問することにした」、「ここで『近いうちに』というのは特別な事情がない限り『年内に』という意味だ」


3.9/19(米国時間)トランプ大統領

・トランプ大統領…ツイッターに「非常に興奮する」「金正恩(朝鮮労働党委員長)は核査察を受け入れ、専門家の立ち会いのもと永久に解体することで合意した」、記者団に「多くの進展があった」


4.9/19 ポンペオ米国務長官

国連で会談するポンペオ米国務長官とリ・ヨンホ朝鮮外相(2018年9月26日)

・「米国は文在寅大統領と北朝鮮の金正恩国務委員長に対し、成功的な首脳会談の結果をお祝いする」

・「文大統領と金委員長が米国と国際原子力機関(IAEA)査察団の立ち会いのもと、寧辺のすべての施設を永久に解体することを含め、朝鮮半島の完全な非核化に関するシンガポール共同声明を再確認」、「東倉里(トンチャンリ)ミサイル実験場を米国と国際的査察団が見守る中、永久廃棄処分する作業を完了するという決定」を下したことを歓迎

・「米国は朝米関係を転換するための交渉に直ちに参加する準備ができている」

・「2021年1月までに完成される北朝鮮の迅速な非核化の過程を通じて、朝米関係を変化させる契機になる一方で、朝鮮半島の持続的かつ安定的な平和体制を構築するための交渉の出発点になる」

・「我々は北朝鮮の核)開発計画の一要素を現場で検証することに関して、さらに一歩を踏み出した」


5.9/18~20韓国ギャラップ世論調査

・文大統領の国政遂行 肯定評価61%(11%増)、否定評価30%(9%減)

「北朝鮮との関係改善」(26%)、「南北首脳会談」(14%)、「対北朝鮮・安保政策」(12%)、「外交をよくしている」(8%)、「最善を尽くす・熱心にする」(5%)

否定評価の理由、「経済・民生問題解決不足」(44%)、「対北朝鮮関係・親北指向」(14%)、「最低賃金引き上げ」(7%)、「不動産政策」(4%)

 

6.韓国の報道

・ハンギョレ…「核も戦争もない朝鮮半島が始まった…南北、事実上“終戦宣言”」

「いかなる場合にも武力を使用しない」敵対行為終息


7.9/12 朝日・社説「米国と北朝鮮 再会談への拙速避けよ」

・「米政府は拙速にことを進めてはならない」

・「北朝鮮はまず…国内のすべての核関連施設の申告に速やかに応じるべき」

・(トランプの1期目の任期中の非核化について)「トランプ氏の歓心を買う戦術は明白だ」

・(朝鮮戦争の終戦宣言)「北朝鮮が在韓米軍の撤退や縮小を迫る口実に使いかねないとの指摘がある」


8.平壌宣言の成果を攻撃する日本のマスコミ

・読売…「北核施設廃棄 米に条件」、(社説)「金委員長は韓半島(朝鮮半島)の非核化に向けて積極的に努力することを確約したと述べたが、核放棄を決断したと捉えるのは早計」、「核兵器を温存したまま、非核化の措置を小出しにして、米国から体制保証などの見返りを引き出そうとする戦術に変わりはない」

・朝日…「核施設廃棄 米の対応が条件」「廃棄範囲も曖昧で非核化に向かった大きな進展があったとは言い難い」として「北朝鮮はすでに多様な移動式発射台を保有し、東倉里(トンチャンリ)発射台を永久廃棄しても弾道ミサイル能力に影響を及ぼさないだろう」

・毎日…「非核化、具体策乏しく」、「南北会談を米朝協議の進展につなげたい韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領の狙いは一定の成果を上げた」、「(北朝鮮が出した)非核化の具体策は限定的で、米朝間の根深い不信感を取り除く道筋までは描けていない」

・日本経済新聞…「北朝鮮、非核化なお条件付き」、「米国が求める前提条件なしの非核化を否定し、自らの体制保証や経済協力の先行を目指す姿勢を改めて示した」

・東京新聞…社説「文在寅大統領は会談の前に金正恩委員長に先に核放棄を行うよう正恩氏を説得する考えを表明していたが、共同宣言の内容を見る限り、北朝鮮がこれに応じなかったようだ」「金正恩委員長が年内ソウル訪問で合意したのは画期的だ。ただ、非核化の見通しがついていない段階では、混乱を招かないか」


9.9/24 米韓首脳会談(ニューヨーク)

 
韓米首脳会談・ニューヨーク(2018年9月24日)

・トランプ大統領…「金委員長と極めて近い将来に会おうと思う。場所と時期に関する作業がなされていて、発表することになるだろう」


10.9/25 文在寅大統領

・終戦宣言についてトランプ米大統領との首脳会談で十分に議論しており、2回目の朝米首脳会談でも議論されるとの認識を示し、「できるだけ早いうちに終戦宣言を実現することが望ましいという共通認識がおおむねできたと考える」


11.9/25 トランプ大統領・国連総会演説

 
国連総会で演説するトランプ米大統領(2018年9月25日)

・「金委員長の勇気と彼が取った措置に謝意を表したい」、「制裁は非核化がなされる時までこのまま維持されるだろう」


12.9/27 国連安保理長官級会議

(1)ポンペオ米国務長官発言

・「トランプ大統領は、金正恩朝鮮国務委員長が約束を守れば、朝鮮と朝鮮国民の前にははるかに明るい未来が待っていて、米国がその未来を操り上げる最前線にいるだろうと明確にした」、「朝鮮の平和と明るい未来に向かう道は、ただ外交と非核化を通じるだけでなされる」「これは北朝鮮が別の道を選択すれば、必然的に増加する孤立と圧力に直面するということを意味する」

・「トランプ大統領が私に来月平壌に行き金正恩委員長に会って、その(非核化)過程を促進することを指示した」

(2) 韓国・カン・ギョンファ外交部長官

・「ポンペオ長官の言葉通り、私たちは本当に北朝鮮の非核化という挑戦と関連して未来の夜明けにいる」、「今後数週、数カ月が過ぎれば、恒久的に平和な核のない朝鮮半島の実現という共同の目標に大きく近づくと確信する」

(3)中国・王毅外交担当国務委員

・「対北朝鮮圧迫は目標ではないというのが中国の確固たる立場」、朝鮮が非核化要求に応じる場合、制裁を修正できるようにした安保理決議案の規定を適切なタイミングで適用することを考慮する必要があると話した

(4)ロシア・セルゲイ・ラブロフ外相

・「対朝鮮制裁が集団的処罰になってはならない。制裁の強化は朝鮮の人道的危機を生むだけ」

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2007年4月1日制定

2007年10月1日改訂


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郵便番号536-0005
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屋号またはサービス名イラク平和テレビ局 in Japan(映像配信)
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