・7月28日に、朝鮮はミサイル実験を行い、米国・韓国政府は新たな一連の警告ミサイルを発射した。韓国のムン・ジェイン大統領は以前の立場を転換して、米国が議論の的になっているTHAAD対ミサイルシステム装置を完成するために4台の追加の発射装置を配備するのを認めると発表した。
・朝鮮は米韓合同戦争訓練の凍結と引き替えに核兵器開発を一時停止すると繰り返し提案してきた。米国と韓国が、平和で独立した非核の朝鮮半島に向けた決定的な話し合いに向けた出発点としてこの提案に応える時である。
・我々は朝鮮を核兵器開発に押しやる脅威を減らすために早急な外交活動を呼びかける。こうした脅威の中で何よりもまずあるのが、対朝鮮の米韓合同軍事演習であり、これは朝鮮に対する模擬核爆弾の投下を含んでいるのである。それに加えて、米国は朝鮮に対して「核第一撃」政策を長年とってきた。米国の先制核攻撃というこの恐ろしい脅威が、そのような攻撃を防止するための唯一の手段として核兵器備蓄を求めるそれ相応の理由を朝鮮に与えている。
ドナルド・トランプの朝鮮に対する「炎と怒り」を爆発させるという好戦的な威嚇はすでに危険な状態を無謀にも激化させるものだ。我々は「朝鮮との戦争を挑発するな。エスカレートしないで話し合え」という電話をホワイトハウスに殺到させることが必要だ。
威嚇の循環を断ち切ることが緊急に必要だ。新たな一連の厳しい経済制裁や挑発的な作戦演習や韓国へのTHAADミサイルシステムの配備などの朝鮮に対する米国の軍事的経済的圧力では平和は達成しないだろう。それどころか、トランプの軍事介入の威嚇は朝鮮半島を核戦争の危機に置いたのである。
アメリカ国民の60%が、所属政党に関係なく、ワシントンとピョンヤンの間の直接交渉を支持している。韓国のムン大統領とティラーソン米国務長官の両方が交渉を呼びかけている。
ドナルド・トランプに対して、交渉が唯一の解決策でありレックス・ティラーソン国務長官を朝鮮に派遣して話し合いを即時開始しろと要求しよう。世界は核の対決の危険を冒すことはできない。
ストップ戦争連合とCNDの反戦運動家はトランプの朝鮮に対する敵意をかき立てる声明と行動に対する抗議行動のための抗議代表団派遣を、ゴロスベナー・スクウェアーの米国大使館で今週金曜日の午後1時に行う。
「炎と怒り」という威嚇は緊張を激化させ破滅的な対立の可能性を増やす以外に、どんな影響があるというのだろうか?緊急に優先しなければならないのはその反対のことであり、激化をおさえ、話し合いによる危機の解決を追求することなのであり…すでに今週、米国のB-1爆撃機がグアムから朝鮮半島上空へと飛来して韓国軍と日本の航空自衛隊との合同演習に参加した。
そのような両者の側での挑発的行動は終わらなければならない。我々は自分たちの政府に対してこの対立に対する平和的な解決方法に注目するように要求しなければならない。
「朝鮮に対するどんな核戦争となっても、朝鮮半島で、そしてそれを越えて壊滅的な死の灰によって中国や日本やその他の場所で、何百万人もの罪もない人々を殺すだろう。
…朝鮮が核計画を凍結するという合意と引き替えに米韓軍事演習の規模を縮小するというのは、中国とロシアの支持を得て協議の再開を提案する基礎になり得る。英国政府は合同軍事演習を含めて、朝鮮危機に対するどんな軍事行動にも自国を引き入れてはならない。
労働党政権になれば、核拡散防止条約の全ての署名国と同様に、非核の世界の達成に熱心に取り組むだろう」
世界はおそらく1962年のキューバミサイル危機以来のどの時期よりも核戦争に近づいている。
社会主義者と反戦運動家は、平和と非軍事化と、容易に統御不能になり得る軍事力による威嚇の終了を呼びかけることに、あらゆる関心を持っている。
さらにそれ以上に広範に、核軍縮の圧力を増大させなければならない
今日でアメリカは私たちの島の3分の1近くを占領し、私たちの隣国に力を見せつけるために爆撃機と原子力潜水艦をグアムに駐留させています。
アメリカはグアムの空気と水と土地と身体に有毒ガスを放出しゴミを捨てながら終わりのない戦争ゲームをしているのです。
みんなが爆撃したがっているこの美しい土地は、アメリカのものではなく私の土地なのです。
そして私は逃げ出したくありません。…こんな爆弾の話は全てやめて下さい。
そしてそれに代えて、グアムが2017年になってもいまだにアメリカの植民地である理由を自問して下さい。
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2007年4月1日制定
2007年10月1日改訂
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2007年4月1日制定
2007年10月1日改訂