(a)9/16 南スーダンの政府軍の報道官
・自衛隊の宿営地の隣のビルで、2日間にわたり反政府勢力と政府軍の間で銃撃戦を展開したと表明。反政府勢力約20人と政府軍の銃撃戦が続き、政府軍兵士2人、反政府勢力23人が死亡
・ビルから宿営地までは約百メートル。7階建てビルの5階付近で反政府側は狙撃を繰り返した。5階からは政府軍本部につながる道路や陸自宿営地が見渡せる
・陸自宿営地があるPKO施設内にはキャンプが設営され、戦闘により家を追われたジュバ市民を受け入れていた。「反政府側は弾薬を使い果たした後、武器を捨ててPKO施設内の避難民キャンプに逃げた」
(b)11/27 自衛隊の宿営地と近接するバングラデシュ隊のエムラン・ブイヤ隊長(39)
・自衛隊と同様に道路整備などを担う施設部隊約270人を派遣
・2日間にわたり、自衛隊の宿営地近くで建設中の9階建てビルの方向から砲撃があった。「バングラデシュ隊の宿営地に砲撃してきた。国連施設内に逃げてくる女性や子どもらが危険にさらされていたので応射した」
・単発式の銃で計44発応射。バングラデシュ隊の宿営地では隊舎の一部が壊れたほか、監視所、車両の窓などが破損した。「人がいたら、致命的な結果になっていた」「相手はよく見えず、砲撃音から方向がわかった。我々を意図的に狙ったとは思わない」
・南スーダンのルエス情報相…7月に起きた政府軍と反政府勢力との大規模戦闘の際に、政府軍と国連南スーダン派遣団(UNMISS)の平和維持活動(PKO)部隊との間でも一時、交戦があったとの認識を示した
・一連の戦闘の中で「国連宿営地の門の近くで(政府軍の)装甲車両2両が国連部隊に破壊され、政府軍は国連部隊に応戦した」
・「和平合意が維持されているとは言えない」、ジュバの治安状況は「予測不可能で非常に不安定」。「武装勢力がジュバに侵入して治安部隊を攻撃するといった戦闘の可能性を排除できない。7月も平穏に見えたが、戦闘が突然始まった」
・政府軍と反政府勢力の双方が子どもを含めた民間人らを戦闘員として強制的に動員し「次の戦闘の準備をしている」。「民族間の緊張と暴力が、全土で前例のないレベルに達している」
・住民「国連のPKO部隊は市民を守る活動を十分行わず、失敗してきた」
・11/30 札幌地裁に提訴…陸上自衛官の息子がいる北海道千歳市の50代女性
・南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に陸上自衛隊を派遣するのは違憲。任務差し止めを国に求める。平和的生存権を侵害され精神的苦痛を受けたとして20万円の国家賠償も求める
・22歳の誕生日を迎えた2日後に、乗っていた装甲車両が携行式ロケット砲による攻撃を受け2時間後に死亡。翌日には別の兵士一人が死亡
・中国軍の任務遂行中に兵士が死亡するのは1979年にベトナムと戦争して以来のこと
・リーさんの家族は、チベット高原にほど近いキウイ栽培の盛んな農村に住み、一人っ子政策のものに生まれたため、兄弟はいない。13歳のときに父親をガンで亡くし、その4年後に家計を助けるために入隊
・中国製の兵器で命を落とした…中国は輸出がけん引する経済政策のもと、南スーダンをはじめとする発展途上国に長年にわたって兵器を輸出してきた
・中国のメディア「世界平和を守るために中国の兵士は最前線に向かっているのであり、流血と戦争の試練に直面する機会がこれから増えていく」
・ある退役軍人…中国人部隊は反撃すべきだったと投稿「おとなしく攻撃を受けるわけにはいかない」
・SNS…南スーダンからの撤退を求める投稿多数「これ以上、負傷者や死者に苦しむ価値はない!」
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2007年4月1日制定
2007年10月1日改訂
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2007年4月1日制定
2007年10月1日改訂