2019年12月3日

中東・イラク情勢

イランとイラクでは劣悪な公共サービスや高い失業率、政治汚職に抗議する反政府デモが高まっている。
イランのアブドルマハディ首相は辞意を表明せざるを得なかった。
市民の闘いの成果だ。

1.イランで反政府デモ

ガソリン価格の値上げに抗議する市民。(11月16日、テヘラン)

11月19日にアムネスティ・インターナショナルは、治安部隊が抗議デモに介入した結果、少なくとも106人が死亡したとの声明を出している。

ロウハニ大統領は、各地のデモは敵国が支援する「反体制派」によるものだと反発している。
写真は、首都テヘランで焼失した銀行の脇を歩く人たち(11月20日)

テヘラン南部の刑務所に収監された抗議参加者の写真を国営ファルス通信が配信した

・11/15 イラン政府が事前の予告なしにガソリン価格を1.5倍に値上げ

・月に購入するガソリンが60リットルを超えた分は値段が3倍に

・11/16 イラン全土で市民が抗議デモ、主要都市シラーズで、デモ隊が警察部隊と衝突

・11/17 ハメネイ師「政府のガソリン価格値上げの決定を支持する。妨害や放火をしているのはごろつきどもだ」

・11/19 アムネスティインターナショナル発表

燃料価格引き上げに抗議するデモで、少なくとも106人がイランの精鋭「イスラム革命防衛隊」に殺害、死者は200人にのぼる可能性

・11/27 イランの最高指導者ハメネイ師

反政府デモについて、「極めて危険な陰謀」によるものだと主張したうえで、デモを完全に鎮圧したと発表



2.11/19 イランとイラクの大衆は一つの陣地にいる

10月抗議行動委員会(イラク労働者共産党が組織化)
2019年11月18日


  抑圧と流血の政権や、貧困化と女性に対する性奴隷の体制や、腐敗と私兵を輸出する体制に反対するにイランの大規模な抗議行動があろうがなかろうが、イランとイラクの民衆が立ち向かっているのは一つの敵であり、その敵が生き残っているのは抑圧と殺人を基礎にしているのである。
 我々は、イラクで学びよく理解しなければならない中心問題とは、イランの民衆や労働者や若者や女性や社会のすべての階層が、イラクで我々があらゆる形態の不正義に苦しんでいるのと同じような苦しみを受けているということなのだと確信している。アラブ人であるのかイラン人なのかという民族主義について言われてきたことのすべては全く無意味なことである。民族憎悪の帆を動かす必要はないのであり、そんなことをしてもイラン、イラクの両国の政治体制を利するだけだ。
 イラクにおいてであろうがイランにおいてであろうが、どの抗議行動でも成功することの意義は、イランとイラクの両国の腐敗したイスラム政治勢力の権力の退却を早め、そうすることで民衆の生活から彼らを追い出すことなのである。
 イスラム法学者の政権はアブドルマハディ政府や私兵や宗派のギャングや腐敗した政治プロセスを支持していることは明らかだ。
 今日イラクとイランの民衆は同じ陣地で、すなわち人間性を守る陣地で、自由の陣地で、平等の陣地で立ち上がっているのである。



3.イラク市民の立ち上がり

・11/9 南部主要港湾のウム・カスル港がデモ隊によって道路がつながらなくなり封鎖、往来する車両の半数がブロックされる

・11/10から後ろ倒しで開催が予定されていた最大の見本市「バグダッド国際見本市」は、情勢が回復しないことを理由に無期限の延期

・11/28 南部ナシリヤでイラクの治安部隊が反政府デモ参加者に発砲、14人が死亡


反政府デモ隊と治安部隊が衝突する中、イラクの首都バグダッドのラシード通りで、治安部隊が発射した催涙弾から逃げるデモ参加者ら(11月29日)

イラクの首都バグダッドのラシード通りで、負傷した仲間を運ぶデモ参加者ら(11月29日)

イラクのカルバラで治安部隊と衝突するデモ参加者ら(11月29日)

イラクの首都バグダッドで、前日に市内のタハリール広場で行われたデモの際に死亡した人の葬儀に参列し、ひつぎの傍らで悲しみに暮れる人たち(11月30日)

12月1日の南部ナジャフでの反政府デモ


4.11/29イラク・アブドルマハディ首相が辞意表明

アーディル・アブドルマハディ首相は10月29日、辞意を表明した(写真は10月23日)

・辞任の理由…イスラム教シーア派国内最高権威シスターニ師の説教を受けた判断と説明

シスターニ師…「関係機関は過去2カ月の出来事に対応できていない。政府をつくった国会は、国益のために再考すべきだ」

アブドルマハディ…「呼びかけに応える」

・衛星放送アルアラビーヤ…バグダッドでデモ隊が「初めての勝利だ」と喜んで踊る様子を伝えた

過去のニュース


「イラク平和テレビ局 in Japan」利用規約

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第23条(会員への通知等)

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 「イラク平和テレビ局 in Japan」上での告知は、当社が当該内容を「イラク平和テレビ局 in Japan」上に表示した時点から効力を生じるものとします。

第24条(準拠法および合意管轄)

 利用規約は日本法に準拠し、日本の法令に従って解釈されるものとします。利用規約及び当クラブに関する会員と当社との間の紛争については、東京簡易裁判所または東京地方裁判所のみをもって第一審の専属管轄裁判所とします。


2007年4月1日制定

2007年10月1日改訂


特定商取引法に基づく表記

販売業者(有)マブイ・シネコープ
運営統括責任者名木村 修
郵便番号536-0005
住所大阪市城東区中央1丁目8-24 東洋プラザ蒲生305号
引渡し時期お支払確認後、視聴いただけます。
お支払い方法クレジット決済/郵便振替/銀行振込
屋号またはサービス名イラク平和テレビ局 in Japan(映像配信)
電話番号090-8162-3004
公開メールアドレスinfo@peacetv.jp
ホームページアドレスhttps://peacetv.jp/
決済方法クレジット決済/郵便振替/銀行振込
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料金設定:1ヶ月・500円/6ヶ月・3000円/1年・5000円

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2007年4月1日制定

2007年10月1日改訂