世界の反戦運動2009年3月7日配信ガザ攻撃に抗議するシカゴ大集会-2009年1月2日・9日、シカゴ
2008年12月から今年1月にかけて、イスラエル軍はパレスチナのガザ地域を包囲し、一方的な爆撃、攻撃を繰り返しました。 F16による爆撃、白リン弾などの残虐兵器の使用、学校への無差別攻撃、市街地への戦車の突入などによって、1300人以上が殺され、5000人以上が負傷しました。イスラエル戦争犯罪と市民虐殺はすさまじいものでした。 今回お届けする映像は、アメリカ・シカゴにおける抗議行動を映像集団レーバービートが伝えてくれたものです。 シカゴでは、イスラエルによる攻撃開始以来、毎週抗議行動が展開されました。 すでに、イラク平和テレビ局 in Japanでは、昨年12月28日の抗議行動の映像をお伝えしていますが、今回はさらに規模の大きくなった1月2日と1月9日の行動をお伝えします。 ![]() 2008年10月18日配信平和なくして労働なし!(No Peace No Work!)-反戦ストライキに立ち上がる米港湾労働者(短縮版)
2008年5月1日のメーデー当日、ILWU(国際港湾倉庫労働組合)はアメリカ西海岸の南の端のサンディエゴから北の端のシアトルに至る29の港湾でイラク占領反対をメインスローガンにストライキを敢行し、港湾の機能をほぼ全て停止させることに成功しました。 アメリカ労働運動史上でおそらく初めての、アメリカが侵略戦争を遂行している最中に遂行した歴史的な反戦ストライキです。その中で、シアトルでのストライキ現場の映像をアメリカの映像集団であるペッパースプレー・プロダクションが伝えてくれます。 ILWUは戦闘的な労働組合として知られています。海運会社資本などと労働者の権利獲得のために長年闘ってきました。2002年の対イラク戦争直前のストライキには、ブッシュ大統領がタフトハートレー法によって24年ぶり(1978年カーター大統領以来)に大統領指揮権を発動したために、ストライキを強権的に阻止されました。今回はそのような妨害を許さずにストライキをやり遂げたこと自体がアメリカの労働運動と反戦運動の前進を如実に物語っていると言えます。 2008年5月31日配信Hands Off Iraqi Oil(イラクの石油から手を引け!)-イラクと世界を結ぶ反石油法の闘い
今回の映像は、「Hands Off Iraqi Oil(イラクの石油から手を引け!)-イラクと世界を結ぶ反石油法の闘い」から、イギリスでのシーンをお伝えします。 2008年2月23日、ロンドンをはじめとしてイギリス、オランダ、アメリカで、イラクの石油法制定に反対するHands Off Iraqi Oil(イラクの石油から手を引け)キャンペーンが取り組まれました。 石油法の目的は、アメリカ、イギリス、日本などが占領を続けるイラクで、世界第2位といわれるその石油資源を国際石油資本が自由に奪い取ることにあります。 ロンドンのデモは、参加者がみんな海賊のかっこうをして訴えます。「企業海賊はイラクから出て行け」「イラクの石油に手を出すな」と。 2008年4月26日配信『セン高校は皆のもの』(短縮版)
「セン高校は皆のもの」は、シカゴの映像活動家集団「レーバービート」が制作した最新の映像です。ブッシュ政権の下で進む公教育の解体と軍事化に立ち向かう高校生たちの姿を鮮明に描いています。 ここではまず、セン高校にかけられている攻撃について見ていきたいと思います。 デーリー・シカゴ市長(民主党)は2004年から「ルネッサンス2010」を開始しました。「問題の多い小学校や高校を立ち直らせる」ために、「教育の新しい選択肢を提供し、生徒数過剰を救済する」と言うのです。しかし、その実態 は、学校の徹底的な民営化です。ある小学校は「全国のパートナーや地元財界首脳と計画した契約制学校」にしてしまいました。公立学校の3分の2を外部運営にしようと狙っているのです。 | ||