2018年9月3日

イラク・中東情勢

1.干ばつに見舞われたイラク、耕地面積が半減


干ばつの農地(2018年7月2日)


・イラク政府が6月、大規模なかんがいを必要とするコメやトウモロコシなどの穀物の栽培を中止させる前代未聞の措置…稲作農家の今年の損失額は、3400万ユーロ(約44億円)に上る見通し

・イラク南部では牛が水不足で死んだり、例年より多く食用に出荷され、家畜数は30%減少


干ばつの農地(2018年7月2日)


・南部のジーカール(Zi Qar)州で水利の良い土地を求めて400世帯超の農家が離村したという。

・トルコ側のチグリス川にイリス(Ilisu)ダムが設置されたことでイラクの農業はさらに打撃



2.8/22 イラク労働者共産党バスラ委員会声明

「水の汚染が原因でバスラの住民に死者が出ている。しかし権力者は『誰がイラクの政権を取るのか』の方を心配している」



バスラ水道汚染による被害者(2018年8月22日)


 バスラ市は長年にわたって多くの問題に耐えてきた。子どもも若者も成人も、病気や失業や安全の消失や停電などの広範で数多くの問題に直面し続けている。こんな大混乱と失望に加えて、わずか1週間の内に4000人以上が汚染した飲料水の毒を飲まされた。地方政府も中央の政府もこの問題を無視し、この非常に深刻な危機に対策を取ろうとしなかった。
我々イラク労働者共産党バスラ委員会は、バスラの300万人の人口の健康と生命を危険にさらすこの問題を意図的に無視する行為を糾弾する。問題を無視するというこの行為は「清潔な飲料水を手に入れる」という最も基本的な人権に反している。
我々は人々に自らの権利のために闘い、中央政府と地方政府のこれらの犯罪者達に責任を取らせるように訴える!政府の最も基本的な水準の役割とは、民衆の健康と安全を守ることである。これは政府がこの問題をすぐに改めるために全ての権限を使っていかなければならないと言うことを意味するのだ!
権力を持つ犯罪者と人殺しどもは恥と恥辱を知れ!
バスラに清潔な飲料水をもたらすために団結して共に活動しよう!

過去のニュース