2017年7月4日

1.イラク・モスル攻防戦

イラク軍とISの交戦地域から避難しようとする市民たち(モスル)、2017年6月7日


・6/21 イラク軍は、ISが市内の歴史的なイスラム教礼拝所「ヌリ・モスク」を爆破と発表

アバディ首相…モスクの爆破はISによる「正式な敗北宣言」

・6/22 米軍報道担当官「モスル攻略戦は大きく進展しており、イラクがモスル奪還を祝福する日は近い」、奪還後の治安安定化には「多大な労力を必要とするだろう」

・6/30 アブドルガニ・アサディ陸軍中将「数日以内にISに対する最終的な勝利を宣言できるだろう」



2.対シリア軍事介入

シリア北部の難民キャンプに空爆(2017年5月5日)

シリアの首都ダマスカス東部のタハリール広場地区で、自爆現場に残された車両(2017年7月2日)


・(1) 6/18 アメリカが主導する有志連合…北部のラッカ近郊でシリア軍の戦闘機1機を撃墜

「有志連合が支援するクルド人勢力主体の部隊の近くを戦闘機が空爆したため、集団的自衛権を行使した」

シリア軍「攻撃がテロリズムを支援するアメリカの真の姿を示すものだ」


・(2)6/23 ロシア海軍のフリゲート艦2隻、潜水艦1隻が地中海東側から巡航ミサイル「カリバー」を6発発射、シリア中部ハマ県にあるISISの指令所や武器、弾薬を破壊


・(3)6/23在英のNGO「シリア人権監視団」発表

・米軍主導の有志連合による空爆で、ここ1か月の間に民間人472人が死亡し、前月の倍以上の数

…北東部デリゾール県で子ども84人を含む222人が死亡し、北部ラッカ県への空爆で子ども53人を含む250人が死亡


・(4)6/29 米国が支援するクルド系とアラブ系の連合勢力「シリア民主軍」(SDF)がラッカでISを完全に包囲したと発表


・(5)6/30「シリア人権監視団」…ISは北部アレッポ県から撤退し、同県内にはいないと発表



3.全交(平和と民主主義をめざす全国交歓会)へのサミールさんからの連帯メッセージ

みなさんこんにちは。

最高気温が40℃以上のバグダッドからメッセージを送ります。

こちらはまだ初夏に入ったばかりだとは言え、いつものように電気が来ていません。


同志・友人のみなさん

私たちは人類の歴史の中で重大な時期に生きています。

ブルジョア階級の労働者階級に対する攻撃と、社会的抑圧は最高水準に至っています。

現代世界では今日、緊縮政策と戦争が頂点に達しています。

この世界のどこにおいても、人間は貧困と、戦争と、テロと、住居の喪失と、労働からの排除に直面しています。

中東においては、毎日、何百人もの人々が何の理由もないのに死に、何千人もの子どもや女性や若者が住み家を追われています。

テロとは今日の世界を表す現代の名前なのです。世界は安倍やトランプのような愚か者たちに支配され続けるのでしょうか?

そうではなくて、人類は最高のものを受け取るに値するのです。

したがって、今年の全交大会は重要です。

私たち全てがこの大会の成功のために働きましょう。

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