2018年7月2日


朝鮮半島情勢

1.6/20 米国メディア「金委員長が廃棄を約束したのは東倉里西海衛星発射場」

・金正恩委員長が朝米首脳会談で平安北道鉄山郡東倉里(トンチャンリ)の西海(ソヘ)衛星発射場の廃棄を約束

・米国の首都ワシントンを打撃する能力を立証した火星-15型大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発

・国務省元朝鮮諮問官ボブ・カーリン「同施設は、朝鮮の最大のミサイル発射実験場の一つだ。朝鮮がこの施設を廃棄することは意味がある」



2.6/21 トランプ大統領が閣議で「北朝鮮で完全な非核化開始」

・トランプ…「(朝鮮は)弾道ミサイルを含めたミサイルの発射を中止した。エンジン施設を破壊し、爆破している。実際には大規模な実験施設4カ所をすでに爆破した」「朝鮮戦争で死亡した米兵200人の遺骨返還に向けたプロセスが進んでいる」



3.6/21 文在寅大統領、ロシア下院で演説

・「今、朝鮮半島では歴史的な大転換が起きている」、「南北米は戦争と敵対の暗い時間を後にし、平和と協力の時代に進んでいる」「朝鮮半島に平和体制が構築されれば、南北の経済協力が本格化し、ロシアとの3者協力に拡大する」、「3者の鉄道・エネルギー・電力協力が行われれば、北東アジアの経済共同体の強固な土台になる」、「南北の強固な平和体制は北東アジアの多国間平和安全保障の協力体制に発展できる」



4.6/22 南北赤十字会談

・8月20~26日に離散家族対面行事を金剛山(クムガンサン)で実施することに合意

朝鮮の金剛山ホテルで南北赤十字会談を開催(2018月6月22日)


5.6/25 韓国統一部、南北文化会議予定を公表

板門店で「南北鉄道協力文化会議」を開催(2018年6月26日)


・6/26 鉄道協力分科会…東海(トンヘ)線・京義(キョンウィ)線の鉄道・道路の連結問題を協議

・6/28 道路協力分科会議…軍事境界線の北側の開城(ケソン)~平壌(ピョンヤン)の京義線道路と高城(コソン)~元山(ウォンサン)の東海線道路を優先的に「現代化」(改善補修)することで合意、「南北道路連結および現代化に向けた共同研究調査団」を発足させ、8月初めに京義線の現地共同調査に着手し、東海線区間でも調査を進める

・7/4 山林協力分科会議

 韓国統一部…「鉄道・道路・山林協力分科会議を通じて“板門店宣言”の履行方案を忠実に協議し、南北関係の持続的発展と恒久的な朝鮮半島平和定着の土台を構築していく」

板門店で開催された「道路協力分科会談」で南北の主席代表が握手(2018年6月28日)


6.6/25 6・15南北共同宣言実践南側委員会報告…南北社会文化交流分野の民間団体

・6/20~21日に平壌(ピョンヤン)で6・15民族共同委員会南北・海外委員長会議を開催

・「板門店(パンムンジョム)宣言の履行に向け、全民族的な雰囲気を高めていくため、10・4首脳宣言発表11周年や開天節、三・一節100周年などを契機に、民族共同行事を各界とともに盛大に開催し、南北労働者統一サッカー大会をはじめ、南北と海外の階層別・部門別・地域別団体間の往来や接触、連帯活動を積極的に推進していくことにした」



7.6/25 朝鮮戦争開戦68周年

・南北は朝鮮半島の西側にある韓国・南北出入境管理事務所で軍事通信回線の復旧を話し合い、過去に最大で9回線あった状態まで復旧させることで合意

・李洛淵(イナギョン)首相…「(南北の軍事境界線近くに展開する)長距離砲を後方に移すことが議論されている」

・朝鮮の労働新聞(電子版)25日付…朝鮮戦争に関する7件の記事を載せた。米国を名指しで非難せず、「米帝」の表現も使わなかった



8.6/26 ポンペオ米国務長官

・「2カ月でも6カ月でもそれ(非核化)についてタイムスケジュールを設定しない」「朝米の首脳が提示したものなどを達成できるか見るために、速やかに前に進むことに専念している」



9.6/27 ビンセント・ブルックス在韓米軍司令官演説

在韓米軍司令官「朝鮮を不必要に刺激する米韓合同演習は中止する」(2018年6月27日)


・「信頼構築が重要な時期に、不必要な刺激や挑発的態度を見せる演習は中断する」

・「私が(2016年4月に)就任してから、北朝鮮が50回以上挑発した。今はその時には想像もできなかった状況が起きている。昨年11月29日のミサイル発射以後、283日間挑発がなかった」

・「今、恐怖と機会が共存している。疑いの声があることを理解する。過去の対北朝鮮経験が蓄積された疑いだ。しかし、むやみに疑うのでなく、歴史を作っていく必要がある。長い間敵だった国と信頼を積んで、平和を達成するには一歩前に出なければならない」

・在韓米軍の撤収と関連しては「疑ったり心配する必要はない。(撤収は)韓国と米国の大統領の関心事ではなく、議会でも検討していない」「在韓米軍は戦争を防止するためにある。平和が完全に定着したら分からないが、私たちは依然すべき仕事が多い。駐留は続かなければならない」



10.汎進歩議員ら「過半数の議席を確保する改革立法連帯を進めよう」

・民主党(130議席)、平和党(14議席)、正義党(6議席)、民主平和党性向の正しい未来党の比例代表(4席)、親与党陣営性向の無所属(2議席)、民衆党(1席)などを合計で少なくとも157議席で過半数

・4・27板門店(パンムンジョム)宣言の国会批准同意、高位公職者犯罪捜査処の設置などの司法改革、商店街賃貸借保護法など民生・改革・平和と関連する改革立法の速度を上げることができる



11.6/28 韓国憲法裁判所、代替服務のない兵役法の条項は「憲法不合致」と決定

・宗教的信念や良心を理由に入営または執銃を拒否する良心的兵役拒否者に対して、代替服務制を規定していない兵役法条項が憲法に合致しない。兵役拒否者に対する処罰規定自体は合憲と決めながらも、良心的兵役拒否者は処罰しないことが正しいという意向

・1950年以後、今まで70年近く1万9千人余りが兵役法違反などで処罰された末の決定



12.6/19 「民主朝鮮」紙…安倍首相の改憲発言を批判

・日本の安倍政権が「海外侵略に狂奔している」

・「日本のしつこい軍事大国化策動によって「自衛隊」武力は武装装備の面において世界一流の軍隊に劣らない攻撃能力を備えるようになったし、海外での軍事活動範囲も大幅に拡大された。海外侵略に必要な物理的能力を備えた日本にとって今残ったのは、それを法的に保証することだけである。この問題だけ解決されれば日本は過去と同様、何の拘束も受けずに世界の任意の所で任意の国を対象に軍事行動を制限なく繰り広げることができる。」



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