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2019年2月12日

NO!トランプ政権


1.トランプ大統領の支持率の低下

(1) 1月21-24日米ワシントンポスト紙・ABCニュース共同世論調査

  • 大統領支持率37%…共和党支持者の支持率78%(これまで80%維持)
  • 連邦政府機関の一部閉鎖の「責任の所在」
    • 「トランプ大統領と議会共和党」53%、「ペロシ下院議長と議会民主党」34%
  • 「国境管理についてどちらを信頼できますか」
    • 「ペロシ下院議長と議会民主党」42%、「トランプ大統領と議会共和党」40%
  • 「不法移民」に関して信頼できる
    • 「ペロシ下院議長と議会民主党」47%、「トランプ大統領と議会共和党」42%



(2)1月16-20日 AP通信世論調査

  • 大統領支持率34%(昨年12月42%)。共和党支持者における支持率77%



(3)1月18-21日米CBSニュース世論調査

  • 大統領支持率36%
  • 「国境の壁建設資金が盛り込まれていない予算案に同意するべきだ」66%
  • 「国境の壁建設の予算が含まれていなければ予算案を否決すべきだ」31%



(4)1月20日-22日米FOXニュース世論調査

  • 「1年後の米経済はより強くなるか、それとも弱くなるか」
    • 「強くなる」37%、「弱くなる」38%
    • 17年2月同調査では「強くなる」55%、「弱くなる」35%



(5)1月ギャラップ世論調査

  • .「米経済は悪化する」48%
    • 昨年10月は36%



2.2/1 トランプ米大統領
  INF廃棄条約からの離脱手続き開始を表明

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  • トランプの声明
    • 「米国はINF廃棄条約に基づく義務の履行を停止し、同条約からの脱退手続きを開始する。ロシアが条約に違反するミサイルや発射装置、関連機器をすべて破壊して条約を再び順守するようにならない限り、脱退手続きは6カ月で完了する」
  • ポンペオ国務長官
    • 「規則に違反した国は、その責任を負わなければならない」、ロシアは長年にわたり「平然と」条約違反を続けていたと主張
  • ロシア上院国防委員会クリンツェビッチ委員
    • 「米国が条約を脱退するなら、ロシアはもちろん、一方的に条約を順守し続けることはない」、「米国の条約離脱は、欧州へのミサイル配備を合法なものとするためだ。それならロシアは海上発射ミサイルなど、標的を定め直すのに必要な手段を持っている」



3.ベネズエラへの介入策動

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  • 1/12 マドゥロ大統領が2期目の就任式
    • 2017年8月に全議席を与党議員が占める制憲議会を発足させ、野党が多数を占める国会を無効化。立法、行政、司法の三権に加え軍も支配下に置く
    • 2018年5月の大統領選で有力な野党指導者の選挙権を剥奪。主要野党は選挙戦をボイコット
  • 1/23 野党指導者のグアイド国会議長はこれを認めず、暫定大統領への就任を宣言
  • 2/3 トランプは米CBS番組のインタビューで、ベネズエラへの軍事介入の可能性について「選択肢だ」と明言



4.1/27USLAW(アメリカ反戦労働者の会)声明
  「ベネズエラに手を出すな」



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「ベネズエラから手を引け!」(USLAW)


  • 「ベネズエラの独裁政権と呼ぶものを糾弾する一方でサウジアラビア王国とその王家の残忍な絶対主義的な独裁に無制限の支援を与えている」「米国はまた…アゼルバイジャンやカザフスタンやタジキスタンやトルクメニスタンやバーレーンやカタールやオマーンやアラブ首長国連邦や、エジプトといった他の多数の専制君主や権威主義者や絶対君主や独裁者たちを支持している」
  • 「ベネズエラの経済困難が大きく作り上げられたのはバラク・オバマの下で2015年3月に始まった米国によってベネズエラに押し付けられた経済制裁によっている」



5.2/5(現地時間)
  トランプ大統領が連邦議会で一般教書演説


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トランプ大統領が一般教書演説(2月5日)



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大統領教書演説に女性参政権運動を象徴する白い服を着た約100人の女性議員が出席




  • 「2つの党でなく1つの国家」「共和党のアジェンダ(政策課題)、民主党のアジェンダではなく、米国民のアジェンダ」と述べ、党派を超えた団結を訴え
  • 不法入国者の問題に多くの時間を割き、犯罪者や麻薬が米国に侵入しているとして危機感を強調。国民の「命と雇用」を守るために国境の警備を強化し、壁を建設する必要があると改めて主張したうえで、「私が壁を建てる」
  • 朝鮮半島の平和を推し進め続ける。人質は戻され、核実験はストップし、ミサイルの発射も15カ月間なされていない。私が大統領に選ばれていなかったら、数百万人もの犠牲者を生みかねない大戦争になっていただろう。やるべきことは多く残されているが、金正恩朝鮮労働党委員長との関係は良好で、我々は1月27、28日、ベトナムで再会するつもりだ。



朝鮮半島非核化・平和情勢


1.1/31(現地時間)
  スティーブン・ビーガン米国務省対朝鮮特別代表


2月9日スティーブ・ビーガン国務省対朝鮮特別代表とチョン・ウィヨン韓国国家安保室長154980728632_20190210.jpg
スティーブ・ビーガン国務省対朝鮮特別代表とチョン・ウィヨン韓国国家安保室長
(2月9日)


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スティーブ・ビーガン仁川空港から出国(2月10日)



  • 「私は、トランプ大統領が前任者が抱いていた仮説の束縛を受けないと断言できる」
  • 「トランプ大統領にはこの戦争を終わらせる準備ができている。それは終わった。終結した」
  • 「私たちは朝鮮を侵攻しないだろうし、朝鮮の政権の転覆も追求しない」
  • 「トランプ大統領は朝鮮半島の70年に及ぶ戦争と敵対を最終的に終える意志が確実にある」
  • 金正恩国務委員長が寧辺(ヨンビョン)の核施設を廃棄する意向を明らかにした点を強調
    • 「9月の平壌南北首脳会談とマイク・ポンペオ国務長官の10月の4回目の訪問の時、金正恩国務委員長がプルトニウムとウラン濃縮施設の廃棄および破棄を約束した」
    • 「それに対する相応の措置が正確にどういうことなのかが、私が朝鮮のカウンターパートと会って議論する主題」だ
  • 「非核化プロセスが完結する前に、朝鮮の大量破壊兵器(WMD)ミサイル計画の全体規模について、我々が完全に把握できなければならず、ある時点では包括的な申告を通じて提出してもらう」と説明した。彼は「主な核・ミサイル施設に対する専門家の接近とモニタリングについて、朝鮮と合意に達すべきであり、究極的には核分裂性物質や兵器、ミサイル、発射台および他の大量破壊兵器の在庫に対する除去および破壊を担保しなければならない」
  • 「非核化が完了するまでは対北朝鮮制裁を解除しないだろう」
  • 非核化が完了すれば朝鮮に世界の経済投資を引き込む方法を講じる準備ができている



2.2/8 トランプ大統領ツイッター

  • 朝鮮の平壌で開かれていた米朝首脳会談に向けた実務者協議が「非常に生産的」なものだった
  • 首脳会談は27~28日にベトナムの首都ハノイでの開催が決まった


第2回米朝首脳会談のハノイにおける宿泊先候補地154983562307_20190211.jpg
第2回米朝首脳会談のハノイにおける宿泊先候補地